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2020.03.03

WING

航空各社、国際線航空券でも特別対応

新型コロナウイルス感染拡大防止で

 航空会社各社は3月2日、日本政府による新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を受け、国際線航空券についても、手数料なしで予約便の変更・払い戻しする特別対応措置を講じることを相次いで決めた。既報の通り、国内線については既に特別対応措置を発表済みで、特別対応措置を国際線にも広げたかたちだ。
 新型コロナウイルスの感染拡大は、世界、日本国内で日々拡大の一途を辿っている。去る2月24日に開催した政府の専門家会議では、「1~2週間が瀬戸際」などとする見解が示され、翌25日には政府が新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を発表。その後、突如として全国の小中高校を対象に、臨時休校要請がなされ、安倍首相が国民に理解を求めるなど、その対応を強化中だ。
 航空会社各社は前述したように、去る2月28日に国内線航空券の特別対応措置を発表済みにあるなど、政府の基本方針に基づいた対応措置を講じている。
 そうしたなか全日空(ANA)は、日本発着する国際線全路線を対象に、発券日(購入日)が2月28日発券分まで、搭乗日が2月28日~3月19日分までを対象として、特別対応を講じることを発表。とくに香港・マカオを含む中国空港発着路線については、発券日が2月26日発券分まで、搭乗日が4月30日搭乗分までを対象とすることを決めた。
 ANAによれば、他航空会社で発券した航空券は、購入した旅行会社および航空会社に問い合わせするよう、呼びかけている。・・・

 

JAL、中国線は1月24日搭乗分から対象に

 

※写真=航空各社は新型コロナウイルスの特別対応を国内線に続き国際線にも拡大