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2020.03.03

ウイングトラベル

ネパール航空、成田−カトマンズ線週3便で就航  

観光年合わせプロモ強化、乗客の7割日本人客目指す
 
 ネパール航空(RNA)は3月2日から成田−カトマンズ線の運航を開始した。同社は昨年8月から関西−カトマンズ線を運航していたが、同路線を運休し、日本路線を成田線に切り替えた。運航初日となった成田発のRA434便は約230人の乗客が搭乗した。成田線は週3便で運航する。同社は成田線について、運航当初は在日ネパール人が乗客の中心となるとしているが、旅行会社や一般消費者などへのプロモーションを強化し、将来的には搭乗客の7割を日本人客で構成していきたい考えだ。
 成田−カトマンズ線はエアバス330-200型機を使用。座席数はビジネスクラス18席、エコノミークラス256席の計274席となっている。
 当日は初就航を歓迎する放水は行われたが、当初予定していた同社幹部出席による就航セレモニーは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため急遽取りやめとなった。ただ、ネパール航空の後藤伸充日本代表が本紙などとの取材に応じ「成田線の就航はネパール航空だけでなく、ネパールの国としても首都圏に乗り入れしたいという長年の夢がかなった。今日は歴史的な1ページを刻んだ素晴らしい日である」とコメントした。
 3月の予約状況については「日本発はほぼ満席の状態。一方でカトマンズ発については150〜180席程度で推移している」という。

 

※写真=成田空港への新規就航を歓迎する放水が行われた

 

※写真=搭乗ゲート前で記念撮影に応じたネパール航空の乗務員