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2020.03.04

ウイングトラベル

外務省まとめ、日本からの入国制限22カ国

インド・ネパールも、行動制限は42カ国に

 外務省は、3月3日現在の新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置および入国後の行動制限をまとめた。
 それによると、日本を含む感染者確認国からの入国制限は、前日の18カ国・地域からインド、ネパール、トルクメニスタン、ジブラルタルが増えて22カ国・地域となった。
 ネパールは3月2日にネパール航空が成田−カトマンズ線を就航したばかりだが、翌日に日本に対して渡航制限を課した。また、インドはケララ州が入国後の行動制限を課していたが、日本の新型コロナウイルス感染症の広がりから、全土に渡航制限を課した。(関連記事参照)
 また、入国後に行動制限措置が実施されている国は36カ国・地域から42カ国・地域にさらに拡大した。この中には、日本の主要デスティネーションである中国、台湾、香港、タイ、ベトナムなどのアジア各国や、日本人旅行者が好きなカナダ各州、トルコ、クロアチア、ケニア、マルタなども含まれる。
 カナダ8州はアルバータ,サスカチュワン,オンタリオ,ケベック,ニューファンドランド・ラブラドール,ノバ・スコシア,プリンス・エドワード・アイランド,ニュー・ブランズウィック各州で、感染発生確認国からの帰国者には14日間の自己モニターを要請する。
【日本を含む感染者確認国から入国制限を実施している国】
*インド
*モンゴル
*ネパール
*キリバス
*クック諸島
*サモア
*ソロモン諸島
*ツバル
*バヌアツ
*仏領ポリネシア
*マーシャル
*ミクロネシア
*トリニダード・トバゴ
*キルギス
*トルクメニスタン
*ジブラルタル
*イスラエル
*イラク
*クウェート
*サウジアラビア
*バーレーン
*コモロ
【入国後に行動制限措置を実施している国・地域】
*インド・ケララ州
*タイ
*台湾
*中国
*ネパール
*ブータン
*ベトナム
*香港
*ミャンマー
*ラオス
*カナダ8州
*カナダ・マニトバ州
*コロンビア
*セントビンセント
*セントルシア
*チリ
*パナマ
*パラグアイ
*ベネズエラ
*アゼルバイジャン
*カザフスタン
*キプロス
*クロアチア
*ジョージア
*タジキスタン
*マルタ
*ラトビア
*ロシア・サハリン州
*イスラエル
*オマーン
*トルコ
*バーレーン
*パレスチナ
*ヨルダン
*ケニア
*チュニジア
*ウガンダ
*シエラレオネ
*スーダン
*ナイジェリア
*ベナン
*リベリア

 

※3月2日現在の世界の新型コロナウイルス感染症例(WHO調査)