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2020.03.04

WING

ANA、合同入社式開催を見送り

新型コロナウイルス感染拡大防止で

 ANAホールディングスは3月3日、2020年度のANAグループ合同入社式の開催を見送ることを発表した。これは新型コロナウイルス感染拡大を防止するための措置。
 ANAホールディングスがグループ合同入社式の開催を中止したのは、これが初めてとのこと。のグループ合同入社式は例年、羽田空港のANA格納庫で挙行してきた。グループ35社(昨年度)の新入社員が一堂に会する場において、ANAホールディングスの片野坂真哉社長が、航空業界の安全文化を強調して、その言葉を心に刻みこむなど、新入社員たちは気持ちを引き締める場となっている。
 平成最後、令和元年度となった2019年度に入社した新入社員はグループ35社で計3463名と過去最大。2020年度にANAグループに入社する新入社員は計38社で約3600名を予定しており、航空業界が人手不足という悩みを抱えるなか、ANAホールディングスとしては、過去最大の新入社員を迎える。

 

※写真=昨年のANAグループ合同入社式の様子。2020年度の開催は見送りとなった