ピーチ、関西−仁川運休や国内線減便など対応拡大

新型コロナで需要減、本邦LCCパイオニアで影響拡がる

　ピーチ・アビエーションは3月6日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要減退によって、関西−仁川線の運休と、国内線の関西−新千歳および成田−新千歳線の減便といった追加策を発表した。また、国際線では既に運休している羽田−仁川線、関西−上海線、羽田−仁川線といった各路線の運休期間を延長するなど、対応を拡大する。
　関西−仁川線は、3月9日〜31日までの間、001/002/005/006/009/010の各便を運休する。011便は既に3月1日〜27日まで運休することを決めているが、新たに3月28日〜31日も運休することを決めた。さらに、3月2日〜28日まで運休することを発表していた012便についても、運休期間を4月1日まで延長する。
　また、運休中の羽田−仁川線（8009/808便）と関西−上海浦東線（079/080便）、そして羽田−上海浦東線は運休期間を延長して、最大4月1日まで運休することを決めた。
　国内線の減便では、関西−新千歳線が1日3往復便し、一方の成田−新千歳線は1日4往復便とすることを決めた。

《国際線》
〈運休〉
・関西−仁川＝変更前：1日4往復、変更後：0便、運休便名：001/002/005/006/009/010、運休期間：3月9日〜31日
・関西−仁川＝変更前：1日4往復、変更後：0便、運休便名：011、運休期間：3月28日〜31日（3月1日〜27日の運休は既に発表済み）
・関西−仁川＝変更前：1日4往復、変更後：0便、運休便名：012、運休期間：3月29日〜4月1日（3月2日〜28日の運休は既に発表済み）

〈運休期間の延長〉
・羽田−仁川＝運休便名：809/808、運休期間：3月28日〜31日（※MM809便は3月29日〜4月1日まで運休）
・関西−上海＝運休便名：079/080、運休期間：3月28日〜31日（※MM080便は3月29日〜4月1日まで運休）