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2020.03.09

WING

JAL、政府のコロナ水際対応強化で羽田着中国線減便

金浦線運休へ、中部・関西発着バンコク線追加減便

 日本航空(JAL)は3月6日、新型コロナウイルス(COVID-19)関連対応の追加措置として、中国および韓国線の一次運休・減便を決定したほか、移動手段確保のための国際線臨時便の設定などを決定した。
 この一次運休・減便は、日本政府による水際対策の抜本的強化にむけた要請を受けた対応。3月9日から11日まで、羽田発着中国線の復路便を減便する。韓国線の羽田-金浦線JL91・92・93・94便は、9日から14日まで運休する。対象の路線では、この期間以降も引き続き対応を検討する。
 またJALでは、日本政府対応とは別の判断で、中部および関西空港を発着するバンコク便の追加減便を決定した。いずれもデイリー運航としているところ、3月28日まではおおむね運航を見合わせることとした。
 国際線臨時便は、成田-仁川線で10日、12日、14日に1往復設定する。この臨時便は成田発JL8951便と、仁川発JL8952便で、JL8951便は15時45分に成田を出発する。JL8952便は19時40分に仁川を出発する。
 また3月8日には、日本への一時渡航需要に応じるため、3路線で機材を大型化した。羽田-上海(虹橋)線および羽田-香港線は、787-8(206席)から777-200ER(236席)へ変更したほか、成田-釜山線は737-800(144席)から767-300ER(199席)へ変更して運航した。
 9日以降の対応については、次のとおり。
〈一時運休・減便〉
▼減便:羽田-北京線=北京発JL22便、期間:3月9-11日
▼減便:羽田-虹橋線=虹橋発JL82便、期間:3月9-11日
▼減便:羽田-広州線=広州発JL88便、期間:3月9-11日
▼減便:羽田-香港線=香港発JL26便、期間:3月9-11日
▼運休:羽田-金浦線=JL91/92/93/94便、期間:3月9-14日
〈追加減便〉
▼中部-バンコク線(週7往復)=中部発JL737減便:3月9-19日/23-27日、バンコク発738減便:3月10-20日、24-28日
▼関西-バンコク線(週7往復)=関西発JL727減便:3月10/11/13/21/27/28日、バンコク発728減便:3月9/10/12/20/26/27日
〈臨時便〉
▼10/12/14日運航:成田-仁川線=JL8951:15時45分成田発→18時15分仁川着、JL8952:19時40分仁川発→21時45分成田着