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成田2タミ出国エリアに「光る江戸図」特別展示
江戸図屏風を高精細画像で再現、ICT機器が解説
成田国際空港で3月12日から6月末まで、国立歴史民族博物館所蔵の江戸図屏風を映す「光る江戸図」を展示する。展示場所は第2ターミナル出国手続後エリアの「NARITA SKY LOUNGE 和」で、2台の解説用ICT機器を併せて展示する。
この光る江戸図は、ファブリック素材とLEDバックライト照射で鮮やかな色を再現した展示。江戸時代初期の江戸市街地とその近郊の景観を画題とした貴重な史料を映し出す。また解説用ICT機器には、「Gatebox」とコミュニケーションロボットの「Sota」を設置する。いずれも言語選択が可能で、日本語、英語、中国語、韓国語から選ぶことができる。Gateboxでは、国立歴史民族博物館の3Dキャラクター「もみちゃん」を投影して解説を行う。
この展示は、成田空港活用協議会の提案によって実現した。同協議会には会員として国立歴史民族博物館が所属していて、ほかに佐倉市、千葉銀行、東日本電信電話千葉事業部が共同事業として提案した。
図=「光る江戸図」設置のイメージ(提供:NAA)