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JAL、CAのコロナ感染確認、同乗CA12人濃厚接触者判定
判定の12人11日まで自宅待機、乗客104人判定されず
日本航空(JAL)は3月9日、客室乗務員(CA)が新型コロナウイルス(COVID-19)に感染していたことを発表した。これは保健所から3月7日に受けた報告で明らかとなった。感染が確認されたCAは、2月25日にシカゴ発-成田着のJL009便に乗務していて、同乗していた12人のCAが濃厚接触者として判定された。このときの乗客104人、運航乗務員3人に濃厚接触者として判定されていない。同CAはすでに入院隔離中で、咳や発熱などの症状はない。JALでは、濃厚接触者と認定された12人のCAに対して、3月11日まで自宅待機を指示し、全社的に保健所の指導に従い、感染拡大防止の対応を取っているとしている。
感染が確認されたCAは50代女性。2月10日以降に日本政府から入国を制限された国への渡航歴はなかった。さらに、同便の搭乗以降、乗務を行っていない。感染が分かったきっかけは、自身がもともと持っていた病気の診察によるもの。3月5日に通院したときに、コロナウイルス感染の疑いがあるため検査を行い、3月7日に感染を確認したという。・・・