ウイングトラベル
登山以外のウルルの新たな観光魅力など訴求
豪ノーザンテリトリー政観がセミナー開催
ノーザンテリトリー政府観光局は3月10日、都内で旅行会社向けのセミナーを開催した。当日はウルル(エアーズロック)周辺の新たな観光素材に関するプレゼンテーションを中心にウルルを含めたレッドセンターエリア、中心都市のダーウィンを始めとしたトップエンドエリア双方で今後のパッケージ造成につながる情報を紹介した。
セミナー冒頭、ノーザンテリトリー政府観光局の福田直美トラベルトレードマーケティング担当マネージャーから「ウルルでしたい10のこと」と題したプレゼンテーションが行われた。
ウルルへの観光はこれまで登山が中心となっていた。しかし、同地一帯が先住民アボリジニの聖地であることに配慮し、昨年10月26日から登山が禁止となった。
ただ、福田マネージャーは登山にとって代わる観光素材が満載である点をアピール。さらに日本人観光客にも参加しやすいコンテンツが増えてきていることを紹介した。
その一例として昨年11月からスタートした星空観測ツアー「ウルルナイトスカイツアー」を紹介。ウルルは晴天率が高いほか、周辺には星空観測を妨げる明かりもないため、最高の星空を眺めることができる点をアピールした。同ツアーは日本語ガイドが同行。星空の写真撮影や写真ファイルのプレゼントもあるという。
※写真=「ウルルでしたい10のこと」などを紹介したノーザンテリトリー政府観光局の福田直美トラベルトレードマーケティング担当マネージャー
※写真=都内で行われた旅行会社向けセミナーの模様