ウイングトラベル
KNT-CTHD1月旅行取扱額、5.7%減314.8億円
海外旅行2.5%減、国内旅行も7.7%減に
KNT-CTホールディングスグループ14社の1月の旅行総取扱額は前年同月比5.7%減の314億8100万円となった。海外旅行が2.5%減の115億5400万円、国内旅行が7.7%減の179億3300万円となった。外国人旅行は0.9%減の14億4700万円だった。
海外旅行は団体旅行が8.3%減となった。内訳は一般団体が11.3%減、学生団体が5.0%減となった。一般団体は例年1月開催の国際交流イベントの開催月ずれやインセンティブ旅行などの取り扱いが減少した。学生団体は留学や語学研修の取扱単価が拡大した一方で、修学旅行の取り扱いの減少が響いた。
企画旅行は2.1%増となった。商品別ではホリデイが3.1%増、クラブツーリズムの海外商品が1.9%増となった。ホリデイは低迷が続く香港や韓国を含むアジア方面が不調だったがハワイやミクロネシア方面を中心に他の方面はほぼ好調に推移した。クラブツーリズムはヨーロッパではイタリア、スペイン、フランス、北欧のオーロラ関連商品が好調に推移。このほか、米国西海岸やオセアニアも堅調に推移している。一方でカナダ、中国、香港、韓国は低迷が続いている。