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2020.03.11

WING

スカイマーク、2月搭乗率は4.9ポ減の80.6%

2月実績、「新型コロナ影響ほとんどなし」
 
 スカイマークが3月10日に発表した2月の旅客輸送実績によると、国内線全路線平均の搭乗率は対前年同月比4.9ポイント減少した80.6%となった。提供座席数は7.5%増加した74万4408席、搭乗者数は1.4%伸びた59万1145人だった。
 スカイマークによると、「2月は新型コロナウイルスの感染拡大の影響は、ほとんどなかった」と話す。ただ、2月の主要空港発着便のスカイマーク便の搭乗率をみてみると、羽田空港の平均搭乗率は前年同月比3.4ポイント減少。新千歳空港は1.7ポイント、神戸空港が8.2ポイント、福岡空港は3.9ポイント、そして那覇空港は7.6ポイント減少するなど、各空港で前年割れの搭乗率となるなど、影響がなかったとは言い切れない様相だ。
 平均すると80.6%という高い搭乗率を確保したスカイマークだが、2月の終わりごろから急速に予約のキャンセルが発生するなど影響が及ぶようになり、「3月に入ると、日によっては50%を下回る搭乗率となるケースがみられるようになってきた」としている。・・・