WING
ANA、新型コロナで地方路線含め国内線を更に減便
3月分予約は前年比5割減、北海道は6割減に達する
全日空(ANA)は3月11日、新型コロナウイルスによる需要減退対応で、3月13日~19日の国内線の一部路線において、追加減便および運休を行うことを決めた。減便・運休対象路線は、羽田-札幌、羽田-伊丹、羽田-福岡線といった幹線路線のほか、羽田-庄内、羽田-山口宇部、沖縄-石垣などの地方路線を含む計30路線に拡大することとなり、減便・運休数は406便になる。ちなみに、3月6日から19日までの累計減便数は計1314便657往復に達し、1日平均94便が減便・運休となって約8万1000人に影響が出ているとのこと。
ANA広報部によれば、政府による新型コロナウイルス感染症緊急対応策第2弾の決定などを背景に、「3月の予約状況はさらに悪化し、前年比で5割減少している。とくに北海道は6割減少している」と話し、予約減少が拡大していることを明かした。
※写真=3月の予約状況は更なる悪化を受け、ANAは国内線の追加減便・運休を発表した。