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2020.03.12

WING

ANA、国内線空席待ちを自動チェックイン機で

搭乗確定はデジタルサイネージに表示

 全日空(ANA)は4月1日から、空港における国内線の空席待ちサービスの利用者利便を向上する。自動チェックイン機で希望の便に空席待ちの申し込みを可能とするほか、空席待ちの呼び出しを、全ての国内空港で出発時刻の20分前にゲートエリアで行う。さらに、搭乗確定の発表はデジタルサイネージに表示し、その後も自動チェックイン機で搭乗手続きが可能になるようにする。
 ANAはこれまで空席待ち希望者には、路線別に空席待ち整理券を発行していた。しかしながら4月1日以降、搭乗を希望する便を指定して、自動チェックイン機から申し込みすることができるようになる。さらに、希望便を複数選択して申し込むことも可能とする。これにより、係員のいるカウンターに立ち寄ることなく、自動チェックイン機を使用して、全て旅客自身で空席待ち希望手続きを行うことができるようになる。
 またこれまで空席待ち整理券の種別と番号をアナウンスで呼び出しし、係員がひとりずつずつ手続きをしていた。4月1日以降、搭乗口付近に設置するデジタルサイネージに名前の一部と空席待ち番号を表示するお呼び出し方法に変更。呼び出し後の搭乗手続きは、搭乗口付近に設置している自動チェックイン機から可能にする。

 

※画像=空席待ち希望便の選択画面(提供:ANA)

※画像=呼び出しのデジタルサイネージのイメージ(提供:ANA)