ウイングトラベル
JAL、NDC導入で旅行会社との連携重視
3つの接続提示、まずは北米マーケットから
日本航空(JAL)は、2020年度第1四半期(4〜6月)よりNDCを導入し、NDCを活用した販売を開始する。NDC導入の狙い、また具体的なスケジュールについて、同社旅客販売統括本部企画部ディストリビューション戦略グループの速水孝治グループ長と、大山雄輝アシスタントマネジャーが弊社インタビューに答え、NDC導入にあたり、旅行会社に対しては具体的な3つの接続方法(コンテンツアグリゲーター、GDSアグリゲーター、ダイレクト接続)を提示し、旅行会社との連携を重視する姿勢を示した。また北米マーケットから導入をスタート、GDSアグリゲーターを含む接続アグリゲーターを拡大することで、順次日本へ含む他マーケットへの展開を図る考えだ(インタビュー内容について詳しくは、週刊ウイングトラベル「ITソリューション特集 2020」(2020年3月9日発行 増刊別冊)まで)。
GDSアグリゲーターにも今後対応
IATA認証「レベル3」取得へ
1年ほどかけて日本を含む他マーケットへ
旅行会社の対応を注視、連携へ
手数料、インセンティブは「検討せず」
アンシラリーやNDC運賃の可能性
※写真=左からJAL旅客販売統括本部企画部ディストリビューション戦略グループ速水孝治氏グループ長、同大山雄輝アシスタントマネジャー