記事検索はこちらで→
2020.03.13

ウイングトラベル

新型コロナ影響で旅行市場DIは大幅なマイナス

JATA旅行市場動向調査、6カ月後の回復見込む

 日本旅行業協会(JATA)は「2020年3月期(1〜3月)旅行市場動向調査」を発表した。それによると、海外旅行DI値は3カ月前(10〜12月)に比べて49ポイント低下し−68となった。国内旅行DI値は3カ月前から35ポイント低下し−46となった。訪日旅行は3カ月前から81ポイント低下し−77となった。新型コロナウイルスの広がりにより大幅に市場が落ち込む結果となった。
 今後の見通しについては海外旅行は3カ月後(4〜6月)が5ポイント回復し−63に、6カ月後(7〜9月)は−38まで改善すると見込んでいる。国内旅行も3カ月後は8ポイント回復し−38、6カ月後は−23まで回復すると予測している。訪日旅行については3カ月後は9ポイント回復し−68、6カ月後は−32まで持ち直すと予測している。

 

 海外旅行のDI値は49ポイント低下
 アジア、中国中心に大幅なダウンに
 国内旅行DI値は35ポイント低下
 新型コロナと暖冬でスキー需要低迷
 訪日旅行DI値は81ポイント低下
 中国からの訪日インバウンド激減響く