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2020.03.16

WING

JAL、成田-ベンガルール線の就航延期に

新型コロナで需要減退、就航日は確定次第発表

 日本航空(JAL)は、来る3月29日に就航する計画だった成田-ベンガルール線(JL753/754便)の就航を延期することを決めた。新型コロナウイルスの感染拡大でJALは、新規に開設する計画だった成田-ベンガルール線の開設を先送することにした。JALは新たな就航日は確定次第発表するとしている。
 JALは昨年1月、成田-ベンガルール線の開設を発表。日本・北米とインド南部を結ぶ都市への直行便がなかったことから、JAL、そしてライバルの全日空(ANA)もインド南部の都市チェンナイへの就航を決定。ANAは一足早く、昨年10月27日から運航を開始している。
 JALが直行便を就航するベンガルールは、インド南部のデカン高原に位置し、デリー、ムンバイに次ぐインド第3の市域人口を擁する都市。IT産業が盛んで「インドのシリコンバレー」と呼ばれており、情報通信、バイオテクノロジー、自動車をはじめとして、世界各国の多くの企業が戦略上重要な拠点となっている。