ピーチ、井上CEOが3月末退任でANA専務に

新CEOは森健明副社長が内定

　ピーチ・アビエーションは3月13日、同社の井上慎一CEOが、3月31日付で退任することが決まったことを発表した。井上CEOは4月1日付で全日空（ANA）の代表取締役専務執行役員に就任する。ピーチ・アビエーションのCEOには、森健明副社長が4月1日に就任する。
　井上CEOといえば、ピーチ・アビエーションが創業した2011年2月の就任から、同社を牽引してきた。ピーチは本邦LCCのパイオニアとして、それまで成熟しきったとみられていた日本市場において、新たな航空需要を創出することに成功した。
　2012年3月1日に就航以降、現在では機材数33機、国内線21路線、国際線18路線を運航しており、1日あたり2万人もの旅客を輸送するにまで成長した。

※写真＝本邦LCC成功の立役者である井上CEOがピーチ・アビエーションを去る