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2020.03.17

WING

ANZ、成田-オークランド線6月30日まで運休

長距離国際線の運航量85%減に
 
 ニュージーランド航空(ANZ)は新型コロナウイルスが旅行需要にもたらす影響を踏まえ、ネットワーク全体における減便と運休を発表した。長距離国際線については今後数カ月間で運航量を85%減とすることを決定。現在デイリーで運航する成田-オークランド線について3月30日から6月30日まで運休することを決めた。
 同社は今後、ニュージーランド国籍の旅客の帰国とアジア・北米との貿易ルートを維持するための最小限の便数にて運航するとしている。
 成田線以外では、オークランドとシカゴ、サンフランシスコ、ヒューストン、ブエノスアイレス、バンクーバー、ホノルル、デンパサール、台北の各路線について3月30日から6月30日まで運休する。また、ロンドン-ロサンゼルス線につい3月20日(ロサンゼルス発)/3月21日(ロンドン発)から6月30日まで運休する。
 タスマン路線、太平洋諸島路線については4月から6月にかけて大幅な減便を予定している。スケジュール変更の詳細は今週後半に発表するとしている。
 ニュージーランド国内線については4月、5月に約30%の減便を予定している。ただし運休は行わない。