カンタスグループ、国際線輸送力を90％削減

少なくとも5月末まで、国内線も60％削減

　カンタス航空は3月17日、カンタスグループの国際線の輸送能力を少なくとも2020年5月末まで約90％削減すると発表した。これは、先週発表していた2020年度第4四半期の23％の削減から、さらに大幅な輸送力削減に踏み切るもの。コロナウイルス感染症による旅行需要減少に加えて、オーストラリア政府が発表した新たな入国制限を受けたもの。また、国内線の輸送能力についても5月末まで約60％削減する。
　輸送力削減に伴う運休や減便、運航ルートの変更などの詳細については現在検討中として、数日中に発表するとしている。