ウイングトラベル
「山形・新潟応援キャンペーン」1万6757人送客
観光庁事業をJATAが受託、目標を大幅に超過
日本旅行業協会(JATA)は観光庁から業務受託した「山形・新潟応援キャンペーン」の結果を発表した。同キャンペーンはJATA会員旅行会社18社とあつみ観光協会、瀬波温泉旅館協同組合が参加し山形・新潟地区を訪れる一泊以上の旅行商品に対して3000円の補助を行うもの。昨年7月から今年1月末までのキャンペーン期間で同エリアに1万6757人を送客。目標の1万4850人を大幅に上回る実績となった。
山形・新潟応援キャンペーンは昨年6月18日に発生した山形県沖地震による風評被害で山形県庄内地方と新潟県下越地方を訪問する旅行客が減少したため、これを打開するために官民挙げての観光振興キャンペーンとして実施した。今回は事務局をJATAが務め、旅行会社・自治体・関連団体の申請から、観光庁窓口、補助金精算業務を一本化して対応した。JATAが観光庁事業を受託するのは今回が初めてとなった。