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成田空港検疫所、PCR検査試薬破損で検査一時停止
職員2名陽性も感染性ない試薬でウイルス感染はなし
厚生労働省は3月17日、成田空港検疫所検査課の検査室内において去る3月11日、新型コロナウイルスのPCR検査の試薬による汚染が疑われる事例が発生したため、3月11日以降、検査を停止していることを発表した。現在、除去作業などを行い、専門家の意見を聴きながら、復旧作業を行っているという。
厚生労働省によれば、去る3月11日、検査室においてPCR検査試薬破損が発生。3月13日にPCR検査に従事した職員にPCR検査を実施し、翌14日に2名の職員がPCR検査で陽性反応が出た。いずれも症状はなかった。
その後の調べで試薬の破損によって感染性のない試薬が体内に付着したことによることが3月16日に判明したという。