ウイングトラベル
OYO、日本国内で旅館ビジネス本格参入
新ブランド立ち上げ、早期に全国展開実現へ
インドのホテルチェーンOYO(オヨ)の日本法人であるOYO Hotels Japanは、日本での旅館ビジネスを本格展開する。新たなブランド「OYO RYOKAN」を立ち上げて、全国展開に乗り出す。OYO RYOKANではOYOがホテル事業で展開している最新テクノロジーを活用したダイナミックプライシングの展開や集客支援といった取り組みに加えて、若年層や外国人旅行者にも受け入れてもらえるようなサービスや設備を導入していき、日本で新たな旅館ビジネスモデルの創出を目指していく考えだ。
OYOは2017年にインドでスタートしたホテルチェーン。既存の宿泊施設をフランチャイズ化し、そこにAIなど最新テクノロジーを活用した施設運営システム「OYO OS」を導入し、高効率なマネジメントを実現するとともに、「質の高い居住スペースの提供」をテーマに、幅広い客層に受け入れられる客室デザインを採用するなど独自のビジネスを展開。その結果、昨年末には世界80カ国・地域で100万室以上を有するホテルチェーンに急成長した。
旅館の伝統とOYOのテクノロジーを融合
「ふとんソファー」などユニークな設備も
日本の旅行者からの支持獲得が不可欠
ブランド浸透へデジタルメディアでPR
新型コロナで加盟施設向け支援プログラム展開
売上の一部サポート、いち早い回復を後押し
※写真=新ブランド「OYO RYOKAN」を発表するOYO Hotels Japanの関係者。左から3番目がプラスン・チョードリー オペレーティング・パートナー
※写真=OYO RYOKANの客室イメージ、「ふとんソファー」(写真左端)など独自の設備を用意した
※写真=新型コロナウイルスの影響や今後の日本事業の展開などについて話すプラスン・チョードリー オペレーテ
ィング・パートナー