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JAL・ANA運航の「TOKYO 2020号」アテネへ出発
聖火載せ20日松島基地へ、震災復興の地で展示
日本航空(JAL)および全日本空輸(ANA)が共同で運航する東京2020オリンピック聖火特別輸送機「TOKYO 2020号」は3月18日、聖火を空輸するため羽田空港を出発した。同機はギリシャ・アテネで聖火を搭載して、20日には宮城県の航空自衛隊松島基地へ到着する予定。そこで到着式が行われ、日本に聖火が灯されることになる。
出発当日、競技大会の組織委員会による出発式が予定されていたものの、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、式典はキャンセルとなった。TOKYO 2020号には当初、大会関係者が同乗する予定だったが、搭乗したのは数人の運航乗務員のみという出発となった。それでもTOKYO 2020号は、地上スタッフや航空機ファンに見守られつつ羽田を後にした。