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MS-21-300型試験4号機がモスクワへ飛行
211席仕様のキャビン備え、客室の認証試験を実施へ
統一航空機製造会社(UAC)は去る3月17日、MS-21-300型機(ロシア表記:MC-21-300)の飛行試験4号機がイルクーツクからモスクワ・ラメンスコエ空港までノンストップで飛行したと発表した。
この機体は、MS-21-300型機におけるLCC向けレイアウトとなる座席数211席仕様のキャビンを備えており、UACはこの機体で緊急脱出などの客室の認証試験を行うと述べている。なお、まだ飛行試験用の計測機器などを積載しているため、172席しか座席を設置していないが、試験時までに測定機器類を下ろし残りの座席を設置して、認証試験規定に従って試験を行うとしている。
※写真=MS-21-300型機は緊急脱出など客室の認証試験を行う段階に到達した(提供:UAC)