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ANA、羽田第2PTBで「新しい国際線サービス」
出発・到着ラウンジ新設、自動手荷物預け機やスマートレーンも
全日空(ANA)は来る3月29日から、羽田空港第2ターミナルにおいて、国際線サービスをスタートする。羽田空港国際線の増枠により、第3ターミナル(旧:国際線ターミナル)に加え、ANA国内線を運用している第2ターミナルの一部でも、国際線の運用がスタートすることにあわせたもの。自動手荷物預け機13台(26レーン)設置するほか、スマートレーンを10台導入。さらには総座席数約1300席の出発ラウンジと、到着後にも寛ぐことができるように到着ラウンジを開設するなど、新しい国際線サービスをスタートする。
第2ターミナル出発ロビーには、自動手荷物預け機を13台導入したサービスを開始することで、国際線でも簡単な操作のみで手荷物を預けることができるように工夫。日本語はもちろん、英語、中国語(繁体・簡体字)、韓国語、フランス語、そしてドイツ語といった多言語にも対応する。
保安検査場には10台のスマートレーンを設置する。4人の旅客が1レーンを同時に利用することができるため、検査までの待ち時間を短縮することができる。
また、ANAファーストクラス、ダイヤモンドサービスメンバーの旅客向けに居室型のカウンターの設置や介助などが必要な旅客向けのユニバーサルデザインのローカウンターも設置した。
ラウンジコンセプトは「一期、一会」
隈研吾氏監修、出発ラウンジは計1300席
羽田第2ターミナル国際線サービス最大の目玉が、ラウンジサービスだ。ANAは新たに本邦最大級となる国際線出発ラウンジ、到着ラウンジをオープンする。ラウンジのデザインコンセプトは「一期、一会」。ANA国内線ラウンジや国際線機内プロダクトを手掛ける建築家・隈研吾氏が監修して、ラウンジ空間を作り上げた。
ラウンジの随所には自然のなかにある青(空・水など)を照明やアートなどの光で表現し、日本の伝統を感じることができるようにすることで、日本の玄関口として相応しい、日本庭園のような設えとした。
国際線出発ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」、「ANA LOUNGE」は、本邦最大級のラウンジスペースを活かし、総座席数約1300席(ANA SUITE LOUNGE約360席、ANA LOUNGE約900席)を用意した。
おもてなし追求する「ANA SUITE LOUNGE」
ライブキッチンやバー、ナッピングエリア
「ANA LOUNGE」にもバーカウンター
ブース席や国際線ラウンジ初のキッズルーム
到着ラウンジにはシャワールームと足湯も
※写真=「ANA SUITE LOUNGE」の内観(提供:ANA)
※写真=「ANA SUITE LOUNGE」のダイニング。シェフが調理する一皿を提供することができる(提供:ANA)
※写真=「ANA SUITE LOUNGE」のナッピングエリア(提供:ANA)
※写真=「ANA LOUNGE」の内観。プライベートエリア(提供:ANA)
※写真=「ANA LOUNGE」のバーカウンター。コーヒーサービスやアルコールなどを提供する(提供:ANA)
※画像=到着ラウンジには足湯が登場。滑走路とオーシャンビューを眺めながらくつろぐことができる(提供:ANA)
※写真=自動手荷物預け機を設置。ANAは羽田第2PTBから新しい国際線サービスの提供をスタートする(提供:ANA、日本空港ビルデング)