ウイングトラベル
厚労省、国内感染者38名増で1128名に拡大
東京都16名と急増、小池知事「3週間が分かれ道」
厚生労働省の発表によると、3月23日に新型コロナウイルス感染症の患者が36名、陽性確定者が2人の計38人が報告され、国内感染者は1110人になった。うち患者991人、無症状者114人、要請確定者5人。死亡者も1人報告され、42人に増加した。これにより、国内感染者は、空港検疫5人、無症状者13人を加えて、合計1128人になる。
23日の38人の感染者の内訳を見ると、東京都が患者14人、陽性確定者2人の16人発生し、累計で154人に増加し、愛知県を抜いて北海道に次ぐ感染者数となった。
東京都の陽性患者数を見ると、ばらつきはあるものの、3月以降増加傾向にあり、3月16日以降は加速度を増している。とくに、23日の16人は1日の発生者数としては最高となった。16人のうち5人は海外からの感染者だった。
23日に会見した小池百合子都知事は、爆発的増加(オーバーシュート)を防ぐには、この3週間が分かれ道として、場合によっては都市封鎖(ロックダウン)の可能性も示唆し、危機感を強めた。
※東京都の新型コロナウイルス感染者の日別、累計発生状況(東京都公式サイトから)