全国商工連合会、新型コロナ影響で政府に要望 　

売上7-8割減、新規特別融資の迅速な実施を

　全国商工連合会の森会長は3月21日、首相官邸で開催された第３回新型コロナウイルス感染症の実体経済への影響に関する集中ヒアリングに出席し、新型コロナウイルス感染症にかかる中小・小規模事業者への影響と政策要望について発言した。
　森会長は、感染症の影響について、人、モノの流れが止まり売上が激減し、イベントや旅行の中止・自粛により需要が消滅したことによって資金繰りに支障が出ている。様々な業種でキャンセルが発生し、キャンセル料も取れない。売上が7〜8割減少しているところがあり、まさに死活問題となっている。東日本大震災をはじめ昨年の台風19号等の災害からの再建や今期の暖冬による影響もあり、2重にも3重にも苦しんでいるなどと説明した。

※写真＝新型コロナウイルス感染症の実体経済への影響に関するヒアリング(首相官邸ウェブサイトから）