ウイングトラベル
JAL、夏ダイヤもほぼ全路線でコロナ対応減便
減便数は3700便、7割超を減便・運休に
日本航空(JAL)は3月25日、新型コロナウイルス対応として夏ダイヤ以降の国際線追加減便を発表した。新たに3月29日から4月30日まで、成田-バンクーバー線、羽田・成田-ホーチミンシティ線、成田・関西・中部-ホノルル線、成田-コナ線の減便または運休する。そのため、計画路線の60路線に対して、減便などの措置を行った路線は58路線となった。ほぼ、全路線で減便・運休などの措置を講じたことになる。計画便数としては片道5148便。そのうち減便を決定したのが3658便で、計画に対する運航便の割合は29%。7割以上の国際線が減便したことになる。
北米路線では計画で12路線となっていたが、既報の対応と合わせて10路線が減便対象路線となった。片道858便の運航計画に対して、減便数は45便増えた463便となる。計画に対する運航率は5ポイント減の46%。
東南アジア路線は14路線の運航を計画していたが、このほど14路線すべてが減便対象路線となった。計画では片道1188便だったが、減便数は97便増やして874便となった。運航率は9ポイント減の26%になる。
※表1=北米の減便対象路線詳細。黄色が今回新たに決定した便(提供:JAL)
※表2=東南アジア路線の減便対象(提供:JAL)
※表3=ハワイ・グアム路線の減便対象(提供:JAL)