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NAA、2タミ荷捌場に手荷物取下補助装置導入
真空ノズルで荷物持ち上げ、作業負担軽減へ
成田国際空港会社(NAA)は3月26日から、成田空港第2ターミナル到着手荷物取扱いエリアで手荷物の取り下ろし作業を補助する装置の導入を開始した。これは、今後見込まれる新規路線就航の拡大に向けたグランドハンドリング体制強化のための取組み。作業員の負担を軽減するとともに、到着旅客への手荷物引き渡しをより迅速化することが狙いだ。
この補助装置は、手荷物搬送ベルトの上部から吊されたノズルへ手荷物を吸い付けて、持ち上げる作業をサポートするもの。ポンプを使いノズル先端を真空状態にすることで手荷物を持ち上げ、自由に移動させることができる。まずは2タミ1階荷捌場のA3ブレークダウンコンベアで導入を開始する。