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ANA、「空港アクセスナビ」サービスを開始
「出発地から搭乗」、「降機から最終目的地」まで経路情報
全日空(ANA)は3月26日、旅客のすべての移動における利便性向上の実現に向けて、「空港アクセスナビ」を開始した。航空機による移動だけでなく、MaaS(Mobility as a Service)の仕組みを活用し、空港までと空港から先の移動も含め、利用者の全移動行程の利便性向上を目指す。
「空港アクセスナビ」とは、航空便の運航情報とターミナルや搭乗口、保安検査場などのロケーション情報を経路検索機能に統合したANA独自のサービス。ANA航空券を予約した旅客に対し、「出発地から搭乗まで」、「降機から最終目的地まで」を通した経路情報を提供する。
従来のルート検索で旅客は、航空便の出発時刻やターミナルなどの情報を自分で確認・検索する必要があったが、「空港アクセスナビ」では予約した航空便の情報を自動で反映・検索することができるため、簡単かつ正確・最適なルート検索が可能になるという。また搭乗口や出発・到着時刻の変更などの航空便の最新の運航情報も提供する。
さらに、地上交通機関との連携により、空港までのアクセスの予約・決済も可能にする。その第1弾の試みとして、4月1日から京成電鉄の特急「スカイライナー」と連携をスタートする。
ANA、ウェブ予約時にスカイライナーチケット購入も
MaaS構築・展開の協業第一弾に