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2018.06.15

WING

関東地方整備局、新「あおぞら」がまもなく就航

関東から四国まで無給油調査、ヘリサットも搭載

 関東地方整備局が今年4月に導入した新災害対策用ヘリコプター「あおぞら」(AW139)が、来る6月21日に就航する。新「あおぞら」号の就航により、南海トラフ地震発生時にも、関東から四国まで無給油で調査飛行することが可能となる。また、首都直下型地震発生時には、木造密集地の火災状況、山岳地帯を含めたインフラ、建物の被災状況、孤立集落の状況など、様々なミッションにおいて長時間のヘリコプター調査を実施することができる。
 関東地方整備局はこれまで、ベル214ST型を利用してきた。同機の最大巡航速度は時速220キロメートル、最大航続時間は3時間30分だった。一方、新たに導入した「あおぞら」の最大巡航速度は時速240キロメートル、最大航続時間は4時間50分にまで大幅に延長する。
 
※写真=新「あおぞら」号(提供:関東地方整備局)