WING
防衛省、新型コロナ対応で空港へ災害派遣
空港で検疫支援、帰国者への宿泊支援など
防衛省・自衛隊は、政府による新型コロナウイルス拡大防止のための水際対策強化を踏まえ、災害派遣による活動を行っている。そのため成田空港では、自衛隊医官らがPCR検査のための検体採取など検疫支援を実施。さらに成田・羽田空港で、PCR検査結果が出るまで滞在を余儀なくされた帰国者・入国者に対して、空港から宿泊施設への輸送支援を行う。また、宿泊施設滞在者には、食事の配分などの支援を実施している。
この災害派遣は、隊員約120人による支援。新型コロナウイルスに対する水際対策強化が特に緊急を要するため、都道府県知事などからの要請を待つ時間がないと認められるため、自衛隊法第83条第2項のただし書きに規定するもの。水際対策強化に係る所要の救援活動を実施せよ、との命令を発出した。
また、河野太郎防衛大臣は・・・・・。
※写真=成田市内での検疫支援準備、28日の様子(提供:統合幕僚監部)