タイ国政府観光庁、創設60周年キャンペーン

11の旅行会社が6つのテーマでツアー造成
　
　タイ国政府観光庁（TAT）は創設60周年を記念して6つの観光テーマを設定し、国内11の旅行会社がテーマに沿ったツアーを造成した。観光テーマは「グルメ」、「自然」、「ローカル体験」、「ウェルネス」、「スポーツ」、「歴史と文化」に設定。オンライン旅行ガイド「トラベルブック」を通じて4月1日から9月30日までツアー情報を紹介していく。現状は新型コロナウイルスの感染拡大で観光業界も大きな打撃を受けている。そうした中でTATはできるだけパートナーである旅行会社を支援していくと表明。新型コロナウイルスの終息の見通しは不透明だが、その後の観光需要回復を見据えてキャンペーンを掲出し続けていくとしている。
　各観光テーマについての詳細としては、グルメに関しては現地でタイ料理教室に参加するものやB級グルメを楽しむツアーを用意した。
　自然関連では、ワーケーションに着目した企画を提案。マウンテンリゾートのチェンマイやビーチリゾートのプーケットやサムイ島などでワーケーションを楽しもうをコンセプトに「タイランド・エスケープ」という内容で滞在日数が比較的長めのツアーを紹介している。

※画像＝タイ国政府観光庁創設60周年キャンペーンを展開