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NEC、南紀白浜空港でドラレコ使った滑走路点検
実証実験開始、AI使った画像解析で省人化も
日本電気(NEC)と南紀白浜エアポートは3月31日、ドライブレコーダーを活用した空港滑走路の路面調査及び点検の効率化に関する実証実験を開始することを発表した。
NECが開発中の道路劣化AI診断サービス「くるみえ for Cities」を活用し、南紀白浜空港において、ドライブレコーダーの画像分析により、滑走路面のき裂・損傷などを自動検知する技術の開発及び実用化を目指す。
実証期間は今年12月末までを予定しており、両者合意の上で延長する場合もある。実証実験ではNECがドライブレーコーダーと付属部品(SDカード等)の準備と設置、さらにはドライブレコーダーで撮影した画像データの分析を担当。一方の南紀白浜エアポートは車両走行場所(滑走路等)の提供やドライブレコーダーの設置車両の準備及び(日常点検業務での)路面画像の撮影、空港事業者との各種調整、そして画像の分析結果に対する技術的な助言をする。
この技術が実用化すれば・・・・・・。
※写真=ドライブレコーダーを使った滑走路点検の実証実験を開始した(提供:NEC、南紀白浜エアポート)