ウイングトラベル
都内の新型コロナ患者、世田谷区44名が最多
東京都が初公表、港区39名、杉並区28名など
東京都は4月1日、東京都内で確認された新型コロナウイルスの患者数について、区市町村別の患者数を初めて公表した。それによると、3月31日時点の東京都内の累計患者数521人(退院55名を含む)のうち、患者数が最も多いのが世田谷区の44名、次いで港区の39名、杉並区の28名、品川区24名、新宿区22名、目黒区21名、練馬区20名などの順に多くなっている。
東京都は同日、都立学校の臨時休業をゴールデンウィーク明けの5月6日まで延長することを決めた。今後、各区市町村の教育委員会に対しても、都立学校の取組を参考として、感染拡大防止の取組への協力を強く要請することとしている。そのための判断材料や都民に理解を求める意味でも、今回区市町村別の患者数の公開に踏み切ったものとみられる。
※写真=都内の市区町村別患者数(3月31日時点)
※写真=東京都で確認された陽性患者数の日別推移(東京都ホームページより)