ウイングトラベル
世界73カ国を上陸拒否、4月3日午前0時から
米国、豪州、英国等も、アジア10カ国・地域に
法務省は、4月1日の新型コロナウイルス感染症対策本部の公表を受け、4月3日午前0時(日本時間)より、上陸拒否の対象地域を大幅に拡大すると発表した。上陸拒否は、4月2日まで26カ国・地域(うち中国と韓国は一部エリアに限定)だが、4月3日から73カ国・地域(中国と韓国も全域に拡大)に拡大する。日本への上陸申請日前14日以内に、対象となる国・地域に滞在歴のある外国人について、特段の事情がない限り、上陸を拒否する。実施前に外国を出発し、実施後に日本に到着した場合も対象になるとしている。
このうちアジアでは、これまで中国の湖北省、浙江省と、韓国の大邱広域市、慶尚北道の安東市、慶山市、永川市、義城郡、軍威郡、星州郡、清道郡、漆谷郡のみが上陸拒否の対象だったが、4月3日より中国と韓国の全域に拡大するほか、インドネシア、シンガポール、タイ、台湾、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシアについても上陸拒否とする。
大洋州ではオーストラリア、ニュージーランド、北米ではアメリカ、カナダ、中南米ではエクアドル、チリ、ドミニカ、パナマ、ブラジル、ボリビアが上陸拒否となる。
欧州では、新たにアルバニア、アルメニア、英国(グレートブリテンおよび北アイルランド)、北マケドニア、キプロス、ギリシャ、クロアチア、コソボ、スロバキア、セルビア、チェコ、ハンガリー、フィンランド、ブルガリア、ポーランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モルドバ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、ルーマニアについても上陸拒否となる。
中東では、イランに加えてイスラエル、トルコ、バーレーンが上陸拒否となる。アフリカでは、エジプト、コートジボワール、コンゴ、モーリシャス、モロッコが上陸拒否となる。