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ピーチ、石灰石主原料素材で「安全のしおり」や名刺作成
年間約4万リットルの水資源保全効果に
ピーチ・アビエーションは4月1日、機内の「安全のしおり」や社員が持つ名刺について、石灰石を主原料とした素材「LIMEX」(ライメックス)を採用することを発表した。
「LIMEX」はTBM社が開発した新素材で、炭酸カルシウムである石灰石などの無機物を50%以上含有。紙やプラスチックの代替材として注目を集めている。
ピーチ・アビエーションによれば、機内の「安全のしおり」のほか、年間約9万枚を作成する社員の名刺に「LIMEX」を採用することで、年間約4万リットル(500ml:8万本)の水資源保全効果があると見込まれるという。
なお、ピーチ・アビエーションでは、機体のシートカバーを作る際に余る端材を用いたオリジナルグッズの開発や、牛乳パックなど飲料容器の古紙をリサイクルした硬質段ボール「ミルダン」を使用した自動チェックイン機の導入など、環境活動を展開中だ。
※写真=ピーチ・アビエーションは石灰石を主原料とした素材を用いた安全のしおりと名刺を作成する(提供:ピーチ)