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ANAグループ、過去最多3686名の新入社員が入社
片野坂社長「必ず克服できる」、コロナ危機を共に乗り越える
ANAホールディングスは4月1日、ANAグループ38社3686名の新入社員を迎えたことを発表した。これはANAグループにとって過去最大の新入社員数となった。
例年ならば羽田空港の同社格納庫内で大々的に挙行するANAグループ合同入社式。しかしながら新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、合同入社式の開催は中止に。代わりにANAホールディングスの片野坂真哉社長がウェブを通じて、全新入社員にメッセージを送った。
このウェブのビデオメッセージのなかで片野坂社長は「現在、新型コロナウィルスの猛威が日本、世界を揺るがしている。人の移動が制限される事態となり、国と国の間の人の往来を禁止する措置が拡大するなど、人や物が動いてこそ成り立っている我々航空ビジネスおいては、衝撃的な航空旅客の激減となってのしかかっている」とし、「既に、ANA便やLCC事業を担うピーチ便の国内線、国際線の大幅な休止減便を続けている中ではあるが、グループ4万5000人の社員がお客様の安全を守り、日々のオペレーション、ビジネスに、まい進している」と話した。
その上で、「本当に大変な時に社会人になったと不安に感じ、心配になっている人が多いだろう」との認識を示しながら、「しかし、心配はいらない。私たちは、皆さんの入社を心より歓迎する。人類の知恵と努力により、この未曾有のコロナウィルス問題は、必ず克服できる」と話した。・・・
「安全が全て」、新入社員の胸に深く刻む
※写真=新型コロナ感染拡大防止で合同入社式は中止に。片野坂社長はビデオメッセージを通じて新入社員にメッセージを送った。(片野坂社長のビデオメッセージから)