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防衛省・自衛隊、200人超の規模で空港水際対策
成田・羽田で10人ずつ検疫支援、組織力活かし支援
防衛省・自衛隊は、新型コロナウイルスに対する水際対策強化のため、成田空港、羽田空港、関西空港で200人を超える規模の隊員が各種支援を行っている。4月4日には約220人が検疫支援や帰国者・入国者の輸送支援などを行った。成田空港および羽田空港では、自衛隊員の医官・看護官ら約10人ずつがPCR検査のための検体採取など、検疫支援を行った。5日にも同規模の派遣活動を行って、組織力を活かした水際の対策強化に貢献している。
自衛隊の派遣活動は、PCR検査結果が出るまで帰国者・入国者を空港から宿泊施設へ輸送する支援も実施している。この支援では4日に、帰国者・入国者約280人の輸送を行った。成田空港では隊員約70人、車両10両で支援を実施。輸送した人員は約230人に達した。羽田空港では隊員約20人、車両4両が約60人の帰国者・入国者を輸送した。関西空港では隊員約20人が待機となったが、5日には輸送支援を実施した。宿泊施設で滞在する帰国者・入国者に対する支援では、関東で隊員約30人が食事の配分などを支援し、関西では隊員約10人が待機とした。
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