ウイングトラベル
ANAHD、事業会社アバターインを発足
新型コロナ対策で医療機関にアバター提供も
ANAホールディングス(ANAHD)は、「avatarin(アバターイン)株式会社」を設立した。代表取締役CEOにはこれまで「アバタープロジェクト」を牽引してきた深堀昂(ふかぼり あきら)氏が、取締役COOには梶谷ケビン(かじたに けびん)氏がそれぞれ就任した。ANAHDによると、アバターインは、同社初のスタートアップ企業設立となったという。
ANAHDではこれまで、同社のデジタル・デザイン・ラボを通じてアバタープロジェクトを進めてきた。デジタル・デザイン・ラボでは、「すべての人を距離や身体的な制約から解放し、人々が支え合う社会を実現する」ことを基本理念とし、去る2016年10月に、米XPRIZE財団主催のコンペティションでのグランプリを受賞したことをきっかけに、高性能アバターを開発する賞金総額10億円の国際賞金レース「ANA AVATAR XPRIZE」がスタート。2018年には、正式に「アバタープロジェクト」を立ち上げるなど、アバターに関するプロジェクトを加速してきた。
※写真=avatarin株式会社が設立。新型コロナ対策で医療機関に独自開発したアバターを優先的に提供(提供:ANAHD)