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防衛省、隣接ホテルへPCR検査待ち帰国者受入れ
最大216人まで対応、結果出る1、2日程度滞在
防衛省は4月6日、新型コロナウイルス拡大防止関連策として、隣接するホテルグランドヒル市ヶ谷をPCR検査結果待ちの入国・帰国者の待機施設とすることを発表した。前日5日に自衛隊員がホテル従業員に対して、ウイルス防護に関する教育を実施。同ホテルは事実上、通常営業を停止して入国・帰国者の受け入れを開始した。
同ホテルは防衛省共済組合が運営する宿泊施設で、防衛関連イベントが頻繁に行われるなど、防衛関係者にとって馴染み深い。この度の帰国者受け入れでは東館の140室、家族含め最大で216人まで対応する。西館では従業員が業務を行っているが、通常営業を事実上行わず、帰国者の受入れ対応に当たっているという。
帰国者は空港へ到着した際、PCR検査を受ける。その後、空港からホテルまで移動することになるが、移動は当面自衛隊が行うこととして、車両には厚生労働省の検疫官が同乗する。ホテルへの滞在期間は、検査結果が出るまでなので、1、2日程度の見込み。検査の結果、帰国者が陽性だった場合、医療機関へ移すことになる。・・・
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