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2020.04.07

ウイングトラベル

非常時の外国人旅行者対応へ用語集作成

観光庁、自治体向けの対応指針も設定

 観光庁は昨年10月から行っていた「非常時における外国人旅行者の安全・安心の確保に向けた検討会」の中間報告を取りまとめた。これによると、非常時への外国人対応について、情報発信手法について、正確な情報を伝わる表現に言い換えて発信するため、ピクトグラムを盛り込んだ用語集を事業者や想定されるシチュエーションごとに作成することや、自治体などで作成する外国人旅行者対応マニュアルに盛り込むべき項目などを定めた指針の策定などを実施する方針を示した。
 情報発信については短期の取り組みと中長期の取り組みに分けて示した。
 短期の取り組みとしては、予備知識がない外国人旅行者に対して「正確な情報」を「伝わる表現」に言い換えて発信するため、観光庁が主体となりピクトグラムを盛り込んだテンプレートとなる用語集を事業者や想定されるシチュエーションごとに作成する。