ウイングトラベル
小池都知事、緊急事態宣言へ都の方針説明
徹底的な外出自粛、通勤も大胆に減らして
東京都の小池百合子都知事は4月6日に臨時記者会見を開き、政府による緊急事態宣言が今日にも発令されるのを前に、発令後の東京都の対策方針について説明した。小池都知事は、「安倍総理は緊急事態宣言を7都府県に1か月程度発令する方針を固め、諮問委員会に意見を求める姿勢を表明した。国が表明した場合、都は緊急事態措置を講じる必要がある。都民、事業者が適切に準備を行えるように、実施を予定している緊急事態措置の案を公表する」として、都民と事業者に対し理解と協力を求めた。
緊急事態措置では、都民への徹底的な外出の自粛を要請するほか、事業者に対しては施設の使用やイベントの制限などを要請する。
まず、都民に対しては、「何より外出しないこと。徹底的な外出自粛。これに尽きる」と述べ、これまで要請してきた3つの密を避ける行動を取り、週末や夜間の外出自粛に加えて、「行列を作らずに(人と人の距離を)2mを確保する。ソーシャルディスタンス、社会的距離を取る」よう要請した。諸外国では既に行われている措置だが、東京都でも人との距離を2mおくよう協力を求めた。
行列作らず2mのソーシャルディスタンスを
「都市封鎖はない」落ち着いた行動呼びかけ
無症状と軽症者を宿泊療養施設へ移動
東横INNが第1号、1000室まで拡大めざす
保育園はニーズを押さえて規模縮小も
※写真=記者会見する小池百合子東京都知事(東京都公式サイトから)