ウイングトラベル
旅行各社、7都府県の店頭店舗を臨時休業
HISは全国で臨時休業、各社でテレワーク広がる
政府が4月7日に首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)と大阪府、兵庫県、福岡県の7都府県に対して緊急事態宣言を発令したことを受けて、旅行会社各社も営業体制の見直しに追われた。このうち、エイチ・アイ・エス(HIS)は4月8日〜5月6日までの期間中、全国の営業所や部署を基本的に臨時休業することを決定。また、東武トップツアーズは7都府県の事業所について、臨時休業や一時的な店舗閉鎖によるテレワークでの対応を決めた。大手旅行各社の多くは7都府県のカウンター店舗の臨時休業に踏み切っており、在宅勤務やテレワークによる対応も広がっている。旅行業界全体の営業体制にここまで大きな影響が出たのは今回が初めてで、新型コロナウイルスによる甚大な影響を反映した格好となった。
■HISは全部署・全店舗で臨時休業、5月6日まで
約6000人が特別休暇、サイト更新も一部停止
■JTB、7都府県の店舗を5月6日まで臨時休業
7都県以外も対面接客行わず、電話で相談受付
■KNT-CT、対象エリアの店頭店舗を臨時休業
近ツー首都圏では全53店舗が休業に
■日本旅行、7都府県の店舗を臨時休業
電話予約センターは感染防止策徹底して営業
■阪急交通社、カウンター店舗は時短営業継続
■東武トップ、7都府県で臨時休業や一時店舗閉鎖
店頭店舗は休業、一時閉鎖店はテレワークで対応