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GA-EMS、ポイントオブケア診断装置の開発を加速
新型コロナウイルスなどの検査需要に対応へ
ゼネラル・アトミクスは4月7日(米太平洋夏時間)、グループのゼネラル・ダイナミクス・電磁システムグループ(GA-EMS)がポイントオブケア分子診断装置「MATCHBOX」の開発を加速し、新型コロナウイルス(COVID-19)やその他呼吸器感染症の検査への需要の高まりに対応すると発表した。
「MATCHBOX」はポリメラーゼ連鎖反応(PCR)による分子同定を行うためのスタンドアロン型診断装置で、血液や尿、綿棒によるサンプル採取を検査することが出来、手作業でのサンプルの前処理や特別な訓練、設備のセットアップを必要としないのが特徴。患者一人のサンプルを用いて、COVID-19やインフルエンザウイルスA・B型といった既知の呼吸器感染症を現場において30分から60分以内に診断できるという。
※写真=GA-EMSはポイントオブケア分子診断装置「MATCHBOX」の開発を加速する(提供:ゼネラル・アトミクス)