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北海道、来道者に不要不急の外出控えるよう要請
空港やJR駅などでチラシ配布など道の取組周知も
北海道の鈴木直道知事は4月7日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府が緊急事態宣言が発令したことを受けて、来道者に対しては「2週間はご自身の体調に十分ご注意いただき、不要不急の外出を控えていただくようお願いする」ことを表明した。
鈴木知事は「外出自粛を要請された地域から帰省された方からの感染例が確認されている。緊急事態宣言の対象となった都府県について、不要不急の帰省や旅行など、都府県をまたいで人が移動することは、まん延防止の観点から極力避けるよう、住民の方々に冷静な対応を促すこととされているが、止むを得ない事情などで北海道にお越しになる方もいらっしゃるのではないかと思う」とコメント。その上で、「北海道にお越しになられた皆さまに対して、北海道でこれまで実施してきた取り組みを周知すると共に、2週間はご自身の体調に十分ご注意いただき、不要不急の外出を控えていただくようお願いする」として、来道者に協力を呼び掛けた。
鈴木知事は「各空港やJRの駅では、チラシの配布、ポスターの掲示を行うとともに、包括連携協定を結んでいるコンビニ、金融機関、大学などにおいても周知にご協力いただけるということで、大変感謝している」として、関係機関などと協力して、来道者に周知徹底を図っていくことを明かした。・・・
※写真=鈴木直道北海道知事(提供:北海道庁)