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ロシアIL-38哨戒機がオホーツク海から日本海へ
2機が能登半島沖まで飛行
統合幕僚監部は4月9日、ロシアのIL-38哨戒機2機が日本海を中心に飛行していたとして、航空自衛隊北部航空方面隊および中部航空方面隊の戦闘機を緊急発進させたと発表した。この2機による危険な行為や領空侵犯などの行為はなかった。
2機のIL-38の飛行を確認したのは同日午前から午後にかけて。オホーツク海の択捉島あたりから飛行して日本海を南下し、さらに能登半島沖で北上するかたちで飛行を行った。
※写真=緊急発進した空自戦闘機パイロットが撮影したロシアIL-38哨戒機(提供:統合幕僚監部)
※図=2機のIL-38の飛行ルート(提供:統合幕僚監部)