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2020.04.10

ウイングトラベル

TSR調査、新型コロナによる経営破綻45件に

宿泊業12件、旅行業2件、観光関連は19件

 東京商工リサーチ(TSR)によると、新型コロナウイルスの関連倒産は20件、法的手続き準備中は25件発生し、経営破綻は合計45件に達した。業種別では、宿泊業12件(倒産5件、準備中7県)が最多で、飲食業が7件(同3件、同4件)、食品製造業は6件(同3件、同3件)、アパレル販売などとなっている。旅行業は2件。宿泊業、旅行業、その他観光関連業を含めると19件が観光関連の経営破綻となっている。インバウンド需要と消費者対象の小・零細企業が圧倒的に多くなっている。
 エリア別では東京が最多の6件で、次いで北海道5件、兵庫県4件、大阪府、福岡県が各3件など、25都道府県に広がっている。