陸自、全国各地で新型コロナ対応の災害派遣

東北方面隊と第14旅団でPCR検査の検体採取支援

　統合幕僚監部はこのほど、新型コロナウイルス市中感染拡大防止に関する災害派遣を、陸上自衛隊東北方面隊と第14旅団それぞれが実施すると発表した。
　このうち、東北方面隊は4月12日1500時に宮城県知事から災害派遣要請を受理し、4月13日から15日かでの間、医官など数名を仙台市内に派遣。仙台市民を対象に、PCR検査のための検体採取を支援する。一方、第14旅団は4月10日1700時に高知県知事から災害派遣要請を受理。4月12日から1週間程度、高知市内の公共宿泊施設に約20名を派遣し、同施設内で軽症・無症状陽性患者に対する生活支援や、県職員に対する感染症防護などの教育支援を実施する。