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海上保安庁、北九州航空基地が開所
セスナ172を5機配備で操縦要員養成も
海上保安庁の北九州航空基地が、去る4月1日に開所した。福岡空港から北九州空港に移転して開所した北九州航空基地には、計10機もの航空機が並ぶ。
海上保安庁によれば、北九州空港は24時間運用可能な海上空港であって、夜間・遠距離であっても迅速かつ広範囲な海域の捜索救助、警戒監視が可能になるとの見方を示しており、これまでよりも柔軟な運用が可能になることから、九州北部周辺海域の捜索救助・警戒監視体制の強化を図ることができるとしている。
また、海上保安庁は海上保安学校宮城分校北九州航空研修センターに、計5機のセスナ172「あまつばめ」を同基地に配備した。このセスナ172型機は、海上保安学校宮城分校北九州航空研修センターにおいて、操縦要員養成のための訓練飛行に用いる。
新中型ジェット「わかたか」も配備
※写真=北九州航空基地が開所。「わかたか」など計10機の航空機が配備された(提供:海上保安庁)